災害や通信障害時にWi-Fiが無料で使えるように

皆さん、携帯電話の通信障害って経験したことありますか?思わぬ時にネットに繋がらなくなると、不便さを感じますよね。そんな時のために無料Wi-Fiが使用できるようになったんです。

大規模な通信障害が発生すると、私たちの日常生活には深刻な影響が及びます。通話もできなくなり、SNSスマホのキャッシュレス決済もストップ。もちろん緊急通報もできなくなってしまいます。社会全体がパニックに陥る事態です。

そこで、携帯大手などが加入する業界団体が、災害時に運用していた無料Wi-Fiを通信障害時にも開放すると発表したんです。

この無料Wi-Fiは、どの携帯キャリアに加入していようとも利用することができます。スマホの設定画面に表示される「00000JAPAN」を選択するだけで、繋がります。これで、通信障害が起きてもネットが使える安心感が手に入ります。

総務省もこの取り組みに賛同し、23日に検討会を開くことを発表しました。ガイドラインの改定を検討するとのことで、より円滑な利用環境を整える方針です。

通信障害時には無料Wi-Fiが頼りになります。どの携帯キャリアに加入していようとも利用可能で、設定画面で簡単に接続できます。緊急時にも安心してネットが使えるようになることで、社会全体の安全性が向上することでしょう。

 

 

はしか患者を神戸で確認 東京、茨城に続き

神戸市ではしか患者の確認がされたことが、発表されました。

この情報は、15日に市に報告があったもので、18日に公表された感染症発生動向調査週報で明らかにされました。現在、はしかは非常に感染力が強く、東京都や茨城県でも感染者が相次いで報告されています。

市の発表によると、神戸市の患者は6日に発症し、11日まで市内で行動していたことが判明しています。この患者と接触し、感染の可能性がある人々には既に連絡が取られています。また、疑わしい症状が出た場合には、事前に医療機関に連絡してから受診し、公共交通機関の利用を避けるよう求められています。

はしかは、空気感染などによって広まります。予防接種を受けておらず、抗体を持っていない人の発症率は非常に高いです。感染後、潜伏期間が10~12日あり、その後に高熱やせき、たんなどの風邪症状が現れます。熱が下がった後、再び高熱が現れ、耳や首に発疹が広がり、顔や手足などに広がるのが特徴です。

これまでに、茨城県で感染が確認された男性が4月21日から23日にかけて神戸市を訪れたことが判明しました。また、この男性が乗車した東京行きの新幹線車内にいた東京都内の男性と女性2人も感染していることが確認されています。

はしかは非常に感染力が強く、広範囲に広がる可能性があるため、予防接種を受けておらず抗体を持っていない方々の感染リスクが高まります。特に、直接患者と接触した可能性のある方は注意が必要です。

空気感染は、一人の感染者から始まり、無関係な人々にも瞬く間に広がる可能性があります。そのため、個人の予防意識と共同の取り組みが重要です。感染症の拡大を防ぐためには、自身の行動に注意を払い、感染予防対策を徹底することが必要です。

 

 

地球を眺めながら食事が楽しめる宇宙レストラン、お値段1780万円

地球を眺めながらミシュランの星付きシェフによるおいしい食事を楽しむことができるかもしれないそうです。 2024年には、フランスのスタートアップ企業『ゼファルト』が加圧式カプセル「セレステ」で、食事つき宇宙旅行の「予約前チケット」を販売しているそうですが、ただし、この宇宙旅行の費用は高額で、航空費と食事を含めた総額は約1780万円(131,100ドル)とされています。

この宇宙観光企業は、ヴァンサン・ファレット・ダスティエス氏によって2016年に設立され、宇宙旅行業界のトップを目指しているそうです。「セレステ」は、成層圏まで上昇できる気球に取り付けられた加圧式カプセルで、8人乗り(乗客6名とパイロット2名)で構成されています。90分で最高高度25kmまで上昇し、その後は地球上で3時間滞在します。この滞在中、ゲストは地球の景色や星々の輝きを眺めながら、ミシュランの星付きシェフによって調理された複数のコース料理と高級フランスワインを堪能することができるそうです。

『ゼファルト』は、富裕層を対象にした宇宙旅行と豪華食事のツアーを提供していて、既に2024年末から2025年半ばまでの事前予約チケットは完売し、現在は2025年半ば以降の予約チケットを販売中であるそうです。予約のためには一人あたり10,900ドル(約150万円)の前払いが必要であり、トータルでの費用は131,100ドル(約1780万円)になるそうです。

シェフの発表はまだ行われていないのですが、アイデアとしてはメニューから自由に選択できる料理の達人が、ローテーションシフトで組み込まれる予定だそうです。「セレステ」は大気圏まで飛行し、宇宙圏内(80〜100km以上)には到達しませんが、通常の商用飛行機よりも高い高度を飛行します。このため、地球と星々の素晴らしい景色を楽しむことができるだけでなく、重力の喪失や無重力感もないため、あらゆる年齢層の人々が参加できるそうで、特別なトレーニングも必要ではないそうです。

ゼファルト社は3回の部分的な試験飛行を完了し、今年後半にはもう1回の全体的な試験飛行を予定しているそうです。現時点ではセレステの出発はフランスからのみですが、近い将来には世界展開を考えているとのことです。お高いですが、宇宙好きな人には、夢のある話ですね。

 

 

ティックトック禁止法案制定、モンタナ州

「米国モンタナ州、ティックトック使用禁止法案に署名」というニュースが報じられました。これは米国の州がティックトック禁止法を制定するのは初めてのことです。

モンタナ州のグレッグ・ジアンフォルテ知事は、個人情報の保護を理由にティックトック禁止法案に署名しました。彼は自身のツイートで、「モンタナ州民の個人情報を中国共産党から守るため」と述べています。

ティックトックには安全保障上の懸念があり、一部の連邦議員も国家レベルでの禁止を求めています。ただし、このような禁止措置は法廷闘争につながる可能性があります。

来年の1月から施行される予定のモンタナ州法では、ティックトックの州内での運用が名指し禁止されています。違反した場合、1日あたり最大で1万ドル(約140万円)の罰金が課される可能性があります。

ティックトックは声明の中で、モンタナ州のユーザーの権利を守ると強調しています。また、同プラットフォームはモンタナ州内外で多くの人々に利益をもたらしており、ユーザーが自己表現やコミュニティの形成、生計を立てるために使用できるよう努めると述べています。

米国ではティックトックが中国との関係から批判される声が高まっています。中国企業バイトダンスの傘下にあるティックトックが中国政府によるスパイ活動の道具になる可能性が指摘されており、懸念が広がっています。しかし、現時点では中国政府が米国のユーザーの個人情報にアクセスしていたという証拠はありません。

ネットチョイスというIT業界団体や米自由人権協会(ACLU)もモンタナ州の禁止法に反対し、ユーザーの言論の自由を侵害するとして批判しています。

ジアンフォルテ知事は別の法案にも署名し、外国の敵勢力と関連のあるアプリの使用を禁止しています。この法案にはバイトダンス傘下の「CapCut」や「Lemon8」、ロシアの「Telegram Messenger」などが含まれます。

個人的には禁止をした気持ちは理解できます。悪用することは可能だと思うからです。

 

 

「PLAN75」という映画を観て思ったこと

「プラン75」は、高齢化社会における倫理的な問題や安楽死のテーマを扱ったフィクションの映画です。物語は、高齢者に対して安楽死が認められた日本の社会を舞台に展開します。

映画は主人公の角谷ミチとプラン75の職員である岡部ヒロムの物語が中心となっています。ミチは78歳の未亡人であり、高齢を理由に解雇されてしまい、生活保護にも抵抗がある状況に追い込まれます。彼女はついにプラン75を申請し、安楽死の手続きを進めることを決意します。

一方、ヒロムはプラン75の職員として働きながら、窓口で高齢者に対してプランの説明をする日々を送っています。彼の叔父である幸夫もプラン75を申し込み、死に場所の施設に向かっています。

物語は、ミチが施設での安楽死の手続きを受ける際に起こる手違いから展開します。ヒロムは幸夫の安楽死を止めようと奮闘しますが、幸夫は既に亡くなってしまっていました。ヒロムは生き残ったミチのために身内としての葬儀を行おうと努力します。ミチは施設を抜け出し、夕日の中を歩き出します。

「プラン75」は、高齢者の権利や倫理的な問題、家族の絆などについて考えさせられる映画です。安楽死というテーマは社会的な論議を呼ぶものですが、この映画はそれに対してさまざまな視点を提示しています。この映画は、生と死、家族と社会というテーマに触れながら、人間の尊厳や終末医療の問題について考えさせられる作品と言えます。観客は物語を通じて、自らの倫理観や人生の意義について再考するきっかけを得るかもしれません。

私は個人的に、自分が高齢者でもし映画のような状況になったら、安楽死をあまり迷わず選ぶと思います。私は人間に死を選ぶ権利(安楽死または尊厳死)がある社会ということは、基本的には良いことだと思っています。私は、尊厳死を選択することを社会が容認できれば、死を選ぶ人の安堵感も出てくると思いますし、かえって生きる選択をする人が増えるのではとも思います。ヨーロッパの一部の国のように尊厳死を認めるのは、日本では難しそうですが、私のようにこれを良いことだと思う人もいると思うので、「プラン75」の超高齢化社会の解決策がきっかけでもいいでしょう、尊厳死の議論が日本で出てくることを期待します。

 

 

自動運転シャトルバスを2023年中に導入へ

ソフトバンク傘下のBOLDLYが自動運転シャトルバス「MiCa」の日本導入を発表

ソフトバンク傘下のBOLDLYは、2023年5月16日にエストニアのAuve Techが開発した自動運転シャトルバス「MiCa」を日本に導入することを発表したそうです。すでに茨城県境町がBOLDLYとの覚書を結んでおり、2023年中にMiCaの導入を予定しているそうです。

MiCaは、2022年10月に発表された8人乗りの小型バスで、7台のLiDARセンサーと8台のカメラを備え、周囲の環境を正確に把握するそうです。LiDARセンサーは100m先まで検知が可能であり、もし経路上に障害物があった場合は、あらかじめ設定された範囲内で自動的に回避するそうです。さらに、急速充電にも対応しており、わずか1時間で充電が完了するとのことです。

MiCaは、降雪や豪雨などの過酷な環境下でも安定して走行できるよう、特殊なセンサーやソフトウェアを採用しているそうです。また、ステアリング、ブレーキ、コンピュータ、センサーなどの安全関連システムは全て冗長化されており、車両故障のリスクを最小限に抑えることができるとされています。

Auve Techは、2022年からMiCaの日本仕様モデルの開発を進めており、BOLDLYの運行管理プラットフォームである「Dispatcher」に対応した機器やカメラを搭載しているそうです。MiCaの車両ソフトウェアとAPIも連携しており、効果的な運行管理が可能となっているそうです。また、エストニア仕様と比較して、日本仕様では車体のドアが左側に配置されている点にも留意が必要だということです。

BOLDLYは、2023年度に約10台のMiCaを日本へ導入する予定だそうです。自動運転シャトルバスの導入により、より便利で効率的な交通手段が提供されることでしょう。今後の展開に注目です。

 

 

AIの進歩で、無くなる職業、残る職業とは

AIが単純労働を代替することが進んでいます。例えば、レストランでの配膳ロボットやチャットボットなどがすでに人手不足に対処するために導入されています。介護分野でもロボットが導入され、自動運転が可能になれば、トラックやバス、タクシーなどの運転手が必要なくなると思われます。これらの分野で、生成系AIが活用されることで、人間に近い応答が可能になる見込みもあります。


AIによる人間労働の代替は、今後ますます進むことになると思われます。特に、ホワイトカラーでも単なる仲介の役割しか果たしていない人々はAIによって代替される可能性があります。しかし、AIが代替できない人間の直感や経験、洞察力などは重要であり、経営戦略や意思決定において人間は引き続き重要な役割を果たすと思われます。ただし、必要とされる能力やスキルは変わってくることになるでしょう。


AIの導入によって、弁護士や公認会計士、税理士の仕事の中で自動化される部分が増え、生産性を上げられる人と上げられない人が出ることが予想されますが、法律によって資格が必要とされるため、職業そのものがなくなることはないと考えられます。医療分野でも、AIによって病気の診断や治療が広まる一方で、医師や看護師の人間的な判断が不可欠であり、その重要性が高まると思われます。


専門的な仕事やクリエイティブな仕事にもAIは影響を与えますが、AIに代替されることが難しい高度な業務や、クリエイティブな分野での仕事は残ると思われます。また、生成系AIは、作曲やアート作品、文章の執筆などの分野で人間を代替し始めています。ただし、グラフィックデザインやWebデザイン、広告制作などの業務では、近い将来に大きな変化が生じることが予想されます。


AIによって代替されない仕事があるだけでなく、新しい仕事が生まれ、新たな就業機会が現れる可能性があるでしょう。過去にもIT革命により多くの仕事が消滅したが、デジタル技術の専門家に対する需要が増加したことがありますが、日本はいまだにこの問題に対処できないでいます。AIの導入についても、同じ問題が起きる可能性があり、専門家の不足がネックになって導入が進まない危険性があるでしょう。


職業は残っていても、人間が行うべき仕事の内容が変わることが問題となると思われます。必要なスキルはデジタル機器の操作だけでなく、AIではできない人間の役割が重視されるようになっています。人間にしかできない仕事の価値が上がることがあると思われます。AIによって効率化される分野でなく、新しい発想や考え方が必要な分野では、AIは協力者となるでしょう。AIが敵になるか味方になるかは、文章の内容や水準によると思われます。今後、人間の仕事の価値を見出し、それに特化することが重要であると思われます。


AIの進歩が、単純労働だけでなく、ホワイトカラーの仕事にも及ぶことは、近未来に向けて私たちが直面する大きな課題の一つだと思います。AIによる自動化が進むことにより、今まで人間が行っていた業務が代替されることで、雇用状況が悪化する可能性があります。

しかし、一方でAIにできない仕事に人間が注力することで、新たな職業や価値の高い仕事が生まれることも期待できます。これまで以上に高度なスキルや知識が必要になることが予想されるため、人間が持つクリエイティブ性やコミュニケーション能力など、AIに代替されない要素が重要になるでしょう。

私たちはAIの進化によって、今までの価値観や働き方が変わりつつある時代に生きています。だからこそ、自分自身が今後も学び続け、変化に対応し、新しい価値を生み出すことが大切だと感じます。