新型コロナ、5類って何が変わるの?

2023年5月6日から新型コロナの扱いが感染症法上の位置づけで「2類相当」から「5類」になります。「5類」になることで何が変わるのでしょうか?

2023年5月8日から、病院で疑わしい症状があって検査を受ける場合、公費負担での無料は終了し、自己負担となります。例えば、クリニックでは抗原検査が1500円、PCR検査が2500円かかります。また、都道府県が行っていた無料の検査も終了します。また、コロナウイルス関連の医療費は自己負担となります。これまで無料だった治療費や薬代も自己負担になり、4000円程度の負担が予想されます。高額のコロナ治療薬については、9月まで公費負担ですが、10月からは自己負担となり、約3万2000円の負担が生じるとみられます。例えば、75歳以上の人がコロナによる肺炎で10日間入院すると、5万円ほどの自己負担が必要とされています。

季節性インフルエンザと同様の対応を目指して、政府は外来の医療機関を6万4000か所に、入院治療を行う病院を8400か所に増やす予定ですが、病院側は診療報酬の減少や補助金の半減により、受け入れの意向が出ても慎重になっています。自宅待機期間は個人の判断となり、外出自粛は厚労省が「5日間は外出を控えることを推奨する」という目安を示します。文科省は学校などの出席停止期間を「発症後5日経過し、症状が軽快して1日経過するまで」と変更します。

新型コロナが「5類」になると、検査から何から自己判断で動くことになりますね。新型コロナにかかった経験のある人はすでに経験しているので、何をすれば良いかわかるかもしれませんが、まだかかっていない人にとっては初めての経験になるわけですから、自己負担でも検査から診療まで受けれるものは受けてという感じになるでしょうか。