「チャットAIが子どもたちに読み書きを教育するようになる」とゲイツ氏提唱

Micorosoftの創業者であり慈善団体のビル&メリンダ・ゲイツ財団の活動に携わるビル・ゲイツ氏が、2023年4月18日にアメリカのサンディエゴで開催されたASU+GSVサミットで講演を行い、「AIは最終的に人間と同じくらい優れた家庭教師になることができます」と述べ、教育分野におけるAIの今後の展望を予測しました。

ゲイツ氏はASU+GSVサミットでDreamBox Learningのジェシー・ウーリー・ウィルソン氏と対談し、AIの進歩による教育分野への貢献について議論しました。AIは音声認識や画像認識などで人間よりも高い精度を持っていることが示されている一方、従来は役に立たなかった読み書き分野では限界がありましたが、GPT-4のような新しいAIのシステムによって人間とのギャップが埋められ始めていると述べました。

AIがライティングスキルの教育に役立つ可能性があることを指摘し、「AIが研究アシスタントとしての役割や文章作成に対するフィードバックの提供にどのように役立つかについて、私たちはきっと驚かされることでしょう」と述べました。ただし、現状のAIはまだ教師に取って代わるほど進歩していないと指摘しています。また、数学の分野においても、AIの推論能力を改善する必要があり、それによって2年以内に技術が向上すると予測しています。

さらに、AIの発展によって、高額な教育を受ける余裕のない貧しい学生でも、AIによる家庭教師を利用できる可能性があると述べています。

個人的な感想としては、最後の所の高額な教育を誰しもが受けることができる可能性があるということろが一番有意義だなと思いますし、それが数年以内に起こり得るとゲイツ氏は述べており、それはもうすぐですよね。急激な進歩の変化に戸惑いながらも、少しでもついていこうと必死です(笑)が、AIの発展は人間の生活をより良いものに変えてくれると期待して、私も勉強していきたいと思いました。